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2024-10-29 16:38:00

認知症をサポート その1.安心感

認知症の対象者に「安心感」を与える

 

認知症の方に安心感を考えるためには、相手のペースに寄り添い、穏やかな環境を提供することが大切です。以下の3つのポイントを意識していただければ良いと思います。

 《ちよこのつぶやき》

認知機能が低下してくると怒りっぽくなるらしい。

私の父もそういう時が有りました。

そういう父に対して私も怒ったりして・・・

本来の父は優しく、声を荒げる事は無い人だったのに急に怒り出したり、少し暴力的にすらなってしまった。

そして、自分がそういった言動をした後、必ず一人で縁側で悲しそうにしていた。

今思えば・・・そういう自分を持て余し、悩んで、苦しんで居たのかもしれない。

共感してあげられていたら、彼の苦しみは少し軽減できていたのかも知れない。

 

1.共感と受け入れる姿勢

 

  • 認知症の方が不安や戸惑いを感じた際には、まずその気持ちに共感し、否定せずに受け入れることが大切です。相手は安心感を抱きやすくなります。また、焦らせたり、間違いを指摘せず、相手が自然でいられるようにサポートすることも大切です。

2.一貫したルーティンの提供

 

  • 認知症の方は、日々のルーティンや環境が変わると混乱しやすくなります。 朝の挨拶や食事、入浴、散歩など、日常の行動を同じ時間に守って、生活のリズムを一定に保つ特に滞在のある場所や物を活用して、慣れた環境で過ごせるようにしたら良いでしょう。

3.穏やかな声とゆったりとしたペースで接する

 

  • 認知症の方には、急かすゆっくり、ゆったりとしたペースで会話や行動をすることが重要です。穏やかな声や柔らかな表情で接することで、リラックスして話しやすいと感じていただけます。 、言葉が伝わる短い場合でも、身振りや悩みなどのボディランゲージを使って安心感を示すと、より気持ちが伝わりやすく使えます。

これらのポイントを意識することで、認知症の方が落ち着いた気持ちで日常を過ごしやすくなり、安心感が生まれやすくなります。